今の時代、世間的にもキャバクラで働くことに抵抗がある人がだいぶ少なくなってきました。
少し前までは水商売というイメージだけであまりよく思わない方も多くいました。
世間一般化してきたのは、有名キャバ嬢さんなどがメディアへの顔出しが多くなったからだと思われます。
やはり水商売では非常に容姿が大切になってきます。
水商売の業界だけでなく、モデルさんなどと肩を並べても頭一つ飛び出る容姿の方が多くメディアに出ています。
流行や、タイプなどでなりたい女性は年々変わっていきます。
その憧れの女性としてキャバ嬢さんが多く注目を浴びております。
ただ、そこまでのレベルに行くにはそう簡単な事では有りません。
見えなきところで過去にどれだけの苦労があったことでしょうか。
今回はそんなキャバ嬢さんから聞いた、事件や驚く情報を記事にしました。
お客様から旦那様へ
キャバクラは決して安くは有りません。
今の時代、居酒屋で規定の範囲内のドリンクが2時間飲み放題で1000円程で提供されています。
そんな中、お店にもよりますが平均すると1時間5000円前後でキャバクラにいけます。
基本的にキャバクラにいく方のほとんどは経済的に余裕のある方が多いです。
キャバクラでは出会いを求めているお客さんや、ただ女性とお話ししながらお酒を飲みたいなどで様々な理由があります。
ただ、どちらかというと出会い目的の方が多いです。
最初はフリーで入ってきたお客様で気に入ってもらい、次回からは指名して来店してくれるようになり、その後お店の
外でも会って食事をしたり買い物をしたりします。
お店によっては店外でお客様と会うことが禁止されているところもあります。
最初はお客さんとして見ていたが異性として魅力的に見える存在になり、付き合って結婚した方などもいらっしゃいます。
お店の中で会うということはセット料金が発生しています。
悪い言い方をするとお店にもよって料金は変わりますがキャストさんが隣にいるだけで料金が発生します。
それがお店の外となると料金は発生しません。
お客さんからするとお店の外で会うということは少なくともセット料金が発生していないので特別扱いをされてるのだと思うものです。
もちろんお店の中で会うとなれば他のキャストさんや、従業員、お客さんなどいるので2人だけの空間というのは難しいです。
お店の外であれば2人だけの空間になるので行動が広がります。
ご飯を食べたり買い物をしたりなど様々ですが、そこで見抜けるのがお客さんの経済的余裕や人間として自分と合ってるかなど。
給料が高い水商売にプラスで生涯のパートナーを見つけることができるキャバクラはなんてすばらしい職業なのでしょうか。
お客さんに一目惚れ
たまたまフリーのお客さんについた席でタイプのお客さんに出会ってしまうことも。
本来、擬似恋愛空間をキャストが作りお客さんにまたお店行って会いたいと思わせるのが仕事です。
ただキャストさんも1人の女性です。
仕事に私情を持ち込むのはNGですが恋愛については難しいところがあります。
現役キャストさんに聞いた話ではお客さんに一目ぼれして、席に着いた時にキャストさんからお客さんに質問攻めして接客になっていなかった光景などもあるそうです。
このパターンの場合、最初からお客さんではなく異性として見ているので結果上手い営業になったりします。
完全に仕事としての営業と、私情が混ざっての営業でお客さんによって捉え方は変わってくると思います。
お客さんによってパターンを分けての営業が出来ればプロです。
また、気になるお客さんが気づいたらホストだったということがあるそうです。
基本的に、同業者の方はキャバクラは入ることが禁止されています。
ホストもキャバ嬢と同じく営業をしなければいけません。
キャバクラと違い、ホストではフリーでお客様が入りにくいので自分でお客様を捕まえに行かなければいけません。
その探し先としてキャバクラを選ぶことも多いです。
やはり容姿に自信があり、接客業なのでホストさんからすればキャバ嬢さんとお店の外で会う関係までいくのは簡単なようです。
お店の外で会うようになったところで相手に自分の好意を伝えてから、会いたいならお店に来てほしいと遠回しに伝えていくのです。
聞いた話では、その方は収入を増やしてホストに通うためキャバクラのお店をやめてキャバクラより稼げる業種に変えたそうです。
自分で稼いだお金なのでご自身の自由です。
信頼していたお客様が飛んだ
基本的に会計は当日、現金やカードで支払われることが多いです。
会計が高額なときは現金を多く持ち歩く人も多くは無いのでカードでの支払いが多く見れます。
ただ、お客様の仕事柄によってはクレジットカードを作れない方もいらっしゃいます。
常連になると会計を次回来店時に支払うという約束で当日は支払い無しで楽しむ方もいます。
もちろん、お店側の許可も必要になりますので相当なお店との信頼が必要になります。
毎回高額な会計でも現金で支払うお客様がいたそうです。
そのお客様と仲の良かったキャバ嬢さんは、ご飯を食べたり買い物をしたりとお店の外でも会っていたそうです。
そのお客様が大変酔っぱらってる日に、楽しくなり高額シャンパンなど多く出ており手持ちのお金では会計が足りず次
回支払いに回してほしいとキャストさんに相談をしました。
泥酔状態でコンビニのATMにも行けるような状態では無かったそうです。
キャストさんの判断では決められないため従業員に相談したところ断られました。
キャストさん自身は関係が良くても、従業員の方との関係は何も無く信用が出来ないという理由でした。
従業員の方は止めましたがキャストさんはいつも良くしてもらっているので会計を建て替えることにしました。
会計を終わらせてそのお客様をタクシーに乗せお見送りました。
後日、お客様から謝罪の連絡があり次回来店日を決めていましたが当日来なかったそうです。
それから連絡をしても折り返し連絡がくることもなく行方が分からないそうです。
結果、その会計の料金をただキャストさんが負担しただけでした。
どんなに気前の良いお客さんでも今回のようなことは起こりえます。
信用は自分で決めるものなので悪魔でもお客さんということを忘れてはいけません。